墓石の書体

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墓石に刻む文字といえば「○○家之墓」といったカタチが多いですが、近年の家族形態の変化等により必ずしもそう書かなければいけないというわけではなくなっています。とくに旧来の墓石ではなく、デザインを自由に取り入れた墓石では、書かれている内容だけではなく、書体も自由です。

墓石に刻む文字の書体はとくにこれという決まりはありません。定番は行書体や草書体ですが、ゴシック体でも可能です。デザインを持ち込むこともできる場合がありますので、墓石の形だけでなく、書体にこだわってみるのもありでしょう。

ただし、基本は御影石に合った書体ですので、あまり奇抜な書体は避けたほうがいいかもしれません。また、明朝体は横線がとても細くなるので、彫るのが難しくなりますし、劣化する恐れもあります。筆で書いた書体も墓石によく合いますが、かすれた筆の先のような部分は彫ることが難しくなり、完全に再現出来ない場合があります。側面に刻む戒名や享年等の細かい文字のことを考えると、やはり線が細かったり、細かい書体は避けた方が無難です。

100年以上経っている古いお墓の文字でもしっかり残っていることを考えると、墓石に刻む文字は行書体、草書体あたりが適していると言えるでしょう。

墓石の書体

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墓石に刻む文字といえば「○○家之墓」といったカタチが多いですが、近年の家族形態の変化等により必ずしもそう書かなければいけないというわけではなくなっています。とくに旧来の墓石ではなく、デザインを自由に取り入れた墓石では、書かれている内容だけではなく、書体も自由です。

墓石に刻む文字の書体はとくにこれという決まりはありません。定番は行書体や草書体ですが、ゴシック体でも可能です。デザインを持ち込むこともできる場合がありますので、墓石の形だけでなく、書体にこだわってみるのもありでしょう。

ただし、基本は御影石に合った書体ですので、あまり奇抜な書体は避けたほうがいいかもしれません。また、明朝体は横線がとても細くなるので、彫るのが難しくなりますし、劣化する恐れもあります。筆で書いた書体も墓石によく合いますが、かすれた筆の先のような部分は彫ることが難しくなり、完全に再現出来ない場合があります。側面に刻む戒名や享年等の細かい文字のことを考えると、やはり線が細かったり、細かい書体は避けた方が無難です。

100年以上経っている古いお墓の文字でもしっかり残っていることを考えると、墓石に刻む文字は行書体、草書体あたりが適していると言えるでしょう。