納骨式の費用

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c3f815ca1a5ba05843fbb199b512db17_s火葬が済んだお骨をお墓に納めるのが納骨、その際に行う法要が納骨式です。
四十九日の法要が終わった後に行うのが一般的で、神道式の場合は五十日祭の後、キリスト教式では葬儀から一ヶ月後をめどに行います。この時期、日本のキリスト教ではプロテスタントでは昇天記念日、カトリックでは追悼ミサを行うことが多いようです。

ここでは日本では一般的な仏教式の納骨式についてお話しましょう。
納骨式で発生する費用は、以下のとおりです。

1)法要に関わる費用
2)その後の会食、香典返しなどに関わる費用
3)墓地に関わる費用

1)と2)については、このブログでもたびたびお伝えしてきました。お坊様への御礼となるお布施、お車代、御膳料などについては、相場観が難しければ事前にお寺に問い合わせるのが無難です。また、納骨式にまつわる法要としては「墓石」を「お墓」に生まれ変わらせる開眼法要があります。すでにお骨が納められているお墓ではなく、新しいお墓に納める場合には必要になってきます。この開眼法要についてのお布施は納骨式と合算してよいか、別の場合はいくら程度が適当か、お寺に相談しましょう。仮に「お気持ちで」と言われた場合でも、「あまり馴染みがありませんので、失礼は承知ですがお尋ねしております」などと丁寧にお願いすれば、おおよそのところはお答えいただけるでしょう。

さて、問題が3)の墓地に関わる費用です。すでにあるお墓に納める場合はそれほど必要はないのですが、新たなお墓を建てる場合はこのタイミングで費用が発生する場合もあります。主に必要とされる費目は、
・墓地使用料
・管理費
・永代供養費
などです。お墓を事前に手配してあって、これらの費用をすべて支払い済みということであれば問題はないのですが、急のoreiご不幸の場合はそうもいきません。四十九日までの間に急いでお墓を探してお骨をお納めし、後々ご縁のある寺院墓地に空きができたタイミングでお墓を移す、というケースも大変多く見られます。急いで墓地を契約される場合は、お墓の方位や墓域の広さなどに細かくこだわる余裕はないことがほとんどでしょう。引越し先の霊園に空きが出るまで時間がかかることも見込んで、何はなくとも行き来がしやすい霊園を選べるとよいと思います。
すでにあるお墓に納めてもらう場合にも、墓石を動かしてもらう、カロートの内部で骨壷を配置してもらうなど作業をお願いすることがあります。このような場合の人件費は実費として発生しますが、遺族側からも気遣いとして心付けを渡したい、ということがあります。このような場合には、白い封筒に「御礼」と表書きをして包みましょう。相場としては、一人5000円程度がよいとされています。

葬儀の後で、まとまったお金が必要になるのはこのタイミングです。発生する費用を事前にしっかり確認し、あわてないようにしましょう。

納骨式の費用

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c3f815ca1a5ba05843fbb199b512db17_s火葬が済んだお骨をお墓に納めるのが納骨、その際に行う法要が納骨式です。
四十九日の法要が終わった後に行うのが一般的で、神道式の場合は五十日祭の後、キリスト教式では葬儀から一ヶ月後をめどに行います。この時期、日本のキリスト教ではプロテスタントでは昇天記念日、カトリックでは追悼ミサを行うことが多いようです。

ここでは日本では一般的な仏教式の納骨式についてお話しましょう。
納骨式で発生する費用は、以下のとおりです。

1)法要に関わる費用
2)その後の会食、香典返しなどに関わる費用
3)墓地に関わる費用

1)と2)については、このブログでもたびたびお伝えしてきました。お坊様への御礼となるお布施、お車代、御膳料などについては、相場観が難しければ事前にお寺に問い合わせるのが無難です。また、納骨式にまつわる法要としては「墓石」を「お墓」に生まれ変わらせる開眼法要があります。すでにお骨が納められているお墓ではなく、新しいお墓に納める場合には必要になってきます。この開眼法要についてのお布施は納骨式と合算してよいか、別の場合はいくら程度が適当か、お寺に相談しましょう。仮に「お気持ちで」と言われた場合でも、「あまり馴染みがありませんので、失礼は承知ですがお尋ねしております」などと丁寧にお願いすれば、おおよそのところはお答えいただけるでしょう。

さて、問題が3)の墓地に関わる費用です。すでにあるお墓に納める場合はそれほど必要はないのですが、新たなお墓を建てる場合はこのタイミングで費用が発生する場合もあります。主に必要とされる費目は、
・墓地使用料
・管理費
・永代供養費
などです。お墓を事前に手配してあって、これらの費用をすべて支払い済みということであれば問題はないのですが、急のoreiご不幸の場合はそうもいきません。四十九日までの間に急いでお墓を探してお骨をお納めし、後々ご縁のある寺院墓地に空きができたタイミングでお墓を移す、というケースも大変多く見られます。急いで墓地を契約される場合は、お墓の方位や墓域の広さなどに細かくこだわる余裕はないことがほとんどでしょう。引越し先の霊園に空きが出るまで時間がかかることも見込んで、何はなくとも行き来がしやすい霊園を選べるとよいと思います。
すでにあるお墓に納めてもらう場合にも、墓石を動かしてもらう、カロートの内部で骨壷を配置してもらうなど作業をお願いすることがあります。このような場合の人件費は実費として発生しますが、遺族側からも気遣いとして心付けを渡したい、ということがあります。このような場合には、白い封筒に「御礼」と表書きをして包みましょう。相場としては、一人5000円程度がよいとされています。

葬儀の後で、まとまったお金が必要になるのはこのタイミングです。発生する費用を事前にしっかり確認し、あわてないようにしましょう。