骨壷のえらび方

投稿日:

骨壷について

骨壷は一般的には火葬場で販売している円筒形の白無地陶器製のものを使います。
火葬が終わると納骨するまでの間に骨壷に収めます。火葬と納骨までは日がありますので骨壷に収めて「金襴張箱」に収納して、一旦自宅に持ち帰ります。最終的には骨壷をお墓のカロートに壷のまま収納するのが一般的です。骨壺は腐食せず半永久使用できるので、寺院の納骨堂や納骨室に安置することもあります。

骨壷の材質は?

骨壺の最も一般的な材質は陶磁器ですが、金属や石、ガラスや木、和紙などバリエーションが豊富です。
陶磁器は備前焼、有田焼、九谷焼き、瀬戸焼と焼き方もさまざま。釉薬や絵柄で故人様の個性を出すことができます。石の骨壺は耐久性に優れ、種類によっては通気性や速乾性がありますが、重たいので取扱に注意が必要です。

地域ごとで骨壺の大きさが違う

東日本ではすべての遺骨を納めるため7寸(約直径21cm)、西日本では一部拾骨するため3寸~5寸(約直径9~15cm)のものを使うのが一般的です。(※地域による)また、関西や北陸の一部には、分骨する習慣の地域もあるため、5寸(約直径15cm)や4寸(約直径12cm)のものを複数用意することもあります。
また、琉球では厨子甕(ずしがめ)とよばれる石製で、遺体の骨を洗って骨壺に収める風習がありました。それ自体が礼拝の対象に堪えうる外見をなしています。

骨壷にも個性を出すこともできる

半永久的に耐えうる必要があるとはいえ、骨壺の材質には自由度があるため陶芸を趣味にしているひとが自分で骨壷を準備する人もいます。火葬場によっては花模様の入ったものや色付きのものなどいくつかグレードを用意しているところもあります。もしも準備された骨壷や希望がある場合は、葬儀の際に葬儀社に相談し、火葬場に持ち込んでそこにお骨を収めるように手配します。火葬までに準備できなかった場合は、いったん白無地の骨壷に拾骨氏、後日気に入った骨壷に収めかえる方法もあります。いずれにしても葬儀社に相談してみましょう。

骨壷の相場は?

7寸の骨壺の相場を紹介します。
一般的な白い骨壷で1万円〜1万5000円です。
柄入りの陶器で5000~8000円程度
大理石製(白)で15,000円程度
カメオブルー(大理石)で23,000円程度
有田焼の柄入りのもので約40000円程度と材質や装飾でさまざまです。

大きさが小さいほど値段も割安になりますので5寸と7寸では安くとも3千円以上値段に幅があります。選ぶ際は必ず値段だけでなく大きさも確認しましょう。

質のよい骨壷の選び方とは?

  • サイズ
  • まずは、納骨する霊園の規約をよく確認して、大きさを確認します。
    また、あまりにも大きいサイズを選んでお墓のカロートに収納できない場合もあるため石材店と相談しましょう。

  • 密閉性があるもの
  • 屋外や自宅の場合に問題となる湿気。空調管理整った納骨堂はそれほど心配はいりませんが、カビが原因で遺骨を傷めてしまわぬよう、骨壷はしっかりと密閉できるものを選びましょう。

  • 耐久性
  • 骨壷そのものがカビやサビなどで劣化してしまわぬよう、長い年月を経ても耐久性を保てる素材であるものを選びましょう。

骨壷のえらび方

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骨壷について

骨壷は一般的には火葬場で販売している円筒形の白無地陶器製のものを使います。
火葬が終わると納骨するまでの間に骨壷に収めます。火葬と納骨までは日がありますので骨壷に収めて「金襴張箱」に収納して、一旦自宅に持ち帰ります。最終的には骨壷をお墓のカロートに壷のまま収納するのが一般的です。骨壺は腐食せず半永久使用できるので、寺院の納骨堂や納骨室に安置することもあります。

骨壷の材質は?

骨壺の最も一般的な材質は陶磁器ですが、金属や石、ガラスや木、和紙などバリエーションが豊富です。
陶磁器は備前焼、有田焼、九谷焼き、瀬戸焼と焼き方もさまざま。釉薬や絵柄で故人様の個性を出すことができます。石の骨壺は耐久性に優れ、種類によっては通気性や速乾性がありますが、重たいので取扱に注意が必要です。

地域ごとで骨壺の大きさが違う

東日本ではすべての遺骨を納めるため7寸(約直径21cm)、西日本では一部拾骨するため3寸~5寸(約直径9~15cm)のものを使うのが一般的です。(※地域による)また、関西や北陸の一部には、分骨する習慣の地域もあるため、5寸(約直径15cm)や4寸(約直径12cm)のものを複数用意することもあります。
また、琉球では厨子甕(ずしがめ)とよばれる石製で、遺体の骨を洗って骨壺に収める風習がありました。それ自体が礼拝の対象に堪えうる外見をなしています。

骨壷にも個性を出すこともできる

半永久的に耐えうる必要があるとはいえ、骨壺の材質には自由度があるため陶芸を趣味にしているひとが自分で骨壷を準備する人もいます。火葬場によっては花模様の入ったものや色付きのものなどいくつかグレードを用意しているところもあります。もしも準備された骨壷や希望がある場合は、葬儀の際に葬儀社に相談し、火葬場に持ち込んでそこにお骨を収めるように手配します。火葬までに準備できなかった場合は、いったん白無地の骨壷に拾骨氏、後日気に入った骨壷に収めかえる方法もあります。いずれにしても葬儀社に相談してみましょう。

骨壷の相場は?

7寸の骨壺の相場を紹介します。
一般的な白い骨壷で1万円〜1万5000円です。
柄入りの陶器で5000~8000円程度
大理石製(白)で15,000円程度
カメオブルー(大理石)で23,000円程度
有田焼の柄入りのもので約40000円程度と材質や装飾でさまざまです。

大きさが小さいほど値段も割安になりますので5寸と7寸では安くとも3千円以上値段に幅があります。選ぶ際は必ず値段だけでなく大きさも確認しましょう。

質のよい骨壷の選び方とは?

  • サイズ
  • まずは、納骨する霊園の規約をよく確認して、大きさを確認します。
    また、あまりにも大きいサイズを選んでお墓のカロートに収納できない場合もあるため石材店と相談しましょう。

  • 密閉性があるもの
  • 屋外や自宅の場合に問題となる湿気。空調管理整った納骨堂はそれほど心配はいりませんが、カビが原因で遺骨を傷めてしまわぬよう、骨壷はしっかりと密閉できるものを選びましょう。

  • 耐久性
  • 骨壷そのものがカビやサビなどで劣化してしまわぬよう、長い年月を経ても耐久性を保てる素材であるものを選びましょう。