年末年始とお墓参り

投稿日:


2019年も残りわずか。元号が変わり、台風による災害の爪痕が強く残りと、今年も様々なことがあった一年でした。
日々忙しい生活を送っている方の中には、年末年始のタイミングでお墓参りをしたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お盆やお彼岸の時とは少し違う決まりさえおさえれば、年の瀬やお正月にお墓参りをしてももちろん問題はありません。お墓参りを考えている方は、是非参考にしてみてください。

いつ行くべき? 年末年始のお墓参り

年末にお墓参りに行く場合は、日付に注意する必要があります。
29日は音にするとにじゅうく=二重苦と聞こえるため、よくないと言われています。
また、31日正月飾りの一夜飾りから「お通夜」を連想させるためよくないという説もあります。
そのため、年末のお墓参りは28日まで、もしくは30日におこなうのが良いようです。
年始のお墓参りは、特に避けたほうがよい日はないようです。
「年末年始のお墓参りを避ける」という話を聞いたことがあるという方は、おそらくお住まいやご家族・ご親戚の地方の習わしによるものとお考えいただければと思います。各地方によって風習には大きな違いがあります。北では吉兆だと言われている自然現象が、西では全く反対の意味をもつということも少なくありません。ご自身にゆかりのある地域の風習に合わせて考えましょう。
また、年末年始のお墓参りでもっとも気をつけるべきは、お墓参りの日に他の予定を入れないこと、つまりついで参りにならないようにすることです。ご先祖様に対して大変失礼なこととされているからです。
特に、年末はしなければならないことがたくさんあります。無理のないようにし予定をたてるようにしましょう。

年末年始のお墓参りの注意点

お墓の清掃やお参りなどは通常の時のお墓参りと変わりませんが、霊園の開園時間や、仏花を取り扱う店舗などの営業時間には注意が必要です。特に年末年始は日が沈むのが早いので、開園・営業時間が早まっていたりしますし、何より足元が暗いなかでお墓の掃除をするのは危険です。出来るだけ早めに行った方がよいでしょう。
特にお寺が管理主体の場合、年末は繁忙期です。お参りというおこない自体は非常に喜ばしいものですが、相手のことを考える気遣いはとても大切です。「このタイミングでお墓参りをしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?」というように事前にしっかりと確認をとれるようにしたいものです。

お正月の本来の意味

人々がお正月を特別な期間と考えるのはなぜなのでしょうか?
お正月は「年神様(読:としがみさま、歳神様)」をお祝いします。年神様は地方によっては歳徳神、とんどさん、恵方神、お正月様、トシドンなどさまざまな呼称があります。年のはじめに各家を訪れ、その家が一年をつつがなく過ごすことができるようにお守りします。家の前に門松を置くのは年神様への目印としてですし、しめ縄を置くのも、その家がケガレのない場所であることを示し年神様に来ていただくためのものです。
お正月というおめでたい期間に、亡くなった方が眠っている場所に赴くというのは「縁起が悪い」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、もともとお正月には年神様とご先祖様をお迎えするという意味があります。ご先祖様の眠っていらっしゃるお墓を綺麗にするということは、実はお正月の本来の意味に非常に叶っているのです。

さて、2019年の岩崎石材オフィシャルブログの更新はいつもより一足早く本日までとなります。一年間お付き合いいただきありがとうございました。
2020年のオフィシャルブログもどうぞよろしくお願い致します。
来年も、皆様にとって素晴らしい年になりますように。

年末年始とお墓参り

投稿日:


2019年も残りわずか。元号が変わり、台風による災害の爪痕が強く残りと、今年も様々なことがあった一年でした。
日々忙しい生活を送っている方の中には、年末年始のタイミングでお墓参りをしたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お盆やお彼岸の時とは少し違う決まりさえおさえれば、年の瀬やお正月にお墓参りをしてももちろん問題はありません。お墓参りを考えている方は、是非参考にしてみてください。

いつ行くべき? 年末年始のお墓参り

年末にお墓参りに行く場合は、日付に注意する必要があります。
29日は音にするとにじゅうく=二重苦と聞こえるため、よくないと言われています。
また、31日正月飾りの一夜飾りから「お通夜」を連想させるためよくないという説もあります。
そのため、年末のお墓参りは28日まで、もしくは30日におこなうのが良いようです。
年始のお墓参りは、特に避けたほうがよい日はないようです。
「年末年始のお墓参りを避ける」という話を聞いたことがあるという方は、おそらくお住まいやご家族・ご親戚の地方の習わしによるものとお考えいただければと思います。各地方によって風習には大きな違いがあります。北では吉兆だと言われている自然現象が、西では全く反対の意味をもつということも少なくありません。ご自身にゆかりのある地域の風習に合わせて考えましょう。
また、年末年始のお墓参りでもっとも気をつけるべきは、お墓参りの日に他の予定を入れないこと、つまりついで参りにならないようにすることです。ご先祖様に対して大変失礼なこととされているからです。
特に、年末はしなければならないことがたくさんあります。無理のないようにし予定をたてるようにしましょう。

年末年始のお墓参りの注意点

お墓の清掃やお参りなどは通常の時のお墓参りと変わりませんが、霊園の開園時間や、仏花を取り扱う店舗などの営業時間には注意が必要です。特に年末年始は日が沈むのが早いので、開園・営業時間が早まっていたりしますし、何より足元が暗いなかでお墓の掃除をするのは危険です。出来るだけ早めに行った方がよいでしょう。
特にお寺が管理主体の場合、年末は繁忙期です。お参りというおこない自体は非常に喜ばしいものですが、相手のことを考える気遣いはとても大切です。「このタイミングでお墓参りをしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?」というように事前にしっかりと確認をとれるようにしたいものです。

お正月の本来の意味

人々がお正月を特別な期間と考えるのはなぜなのでしょうか?
お正月は「年神様(読:としがみさま、歳神様)」をお祝いします。年神様は地方によっては歳徳神、とんどさん、恵方神、お正月様、トシドンなどさまざまな呼称があります。年のはじめに各家を訪れ、その家が一年をつつがなく過ごすことができるようにお守りします。家の前に門松を置くのは年神様への目印としてですし、しめ縄を置くのも、その家がケガレのない場所であることを示し年神様に来ていただくためのものです。
お正月というおめでたい期間に、亡くなった方が眠っている場所に赴くというのは「縁起が悪い」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、もともとお正月には年神様とご先祖様をお迎えするという意味があります。ご先祖様の眠っていらっしゃるお墓を綺麗にするということは、実はお正月の本来の意味に非常に叶っているのです。

さて、2019年の岩崎石材オフィシャルブログの更新はいつもより一足早く本日までとなります。一年間お付き合いいただきありがとうございました。
2020年のオフィシャルブログもどうぞよろしくお願い致します。
来年も、皆様にとって素晴らしい年になりますように。