キリスト教は日本に伝来してから450年以上も経ちますが、お墓に関することはあまり知られていないのではないでしょうか。

キリスト教の墓地はどこを利用するのか

キリスト教では協会が独自に墓地を所有している場合か、カトリックの協会では納骨堂を備えている場合が多いようです。もし、協会に所有している墓地がない場合や遠方である場合はご自身で宗教・宗旨を問わない霊園を探すことになります。宗旨を問わないとしても墓石の規定などあらかじめ確認しましょう。

キリスト教のお墓の形は？

日本の仏教の墓は基本的には家族墓を中心としていますが、キリスト教では個人墓がもともとの形のようです。しかし、家族墓も見られるようになったので、あまり仏教のお墓とも変わらなくなってきました。

墓石の形に決まりがありません。和型の形をしたものや洋型墓石や、芝生の中に埋め込まれたような形の墓石、十字架の形の墓石もあります。墓地の広さによって決めていることもあります。プロテスタントやカトリックの区別というものは特にないようです。

どんな文字を刻むの？

キリスト教は仏教のように供養するという考え方ではなくお墓そのものが故人を懐かしみ神に感謝したり記念碑的なものと捉えられています。墓石に刻む文字に決まりはありませんが、十字架を刻むことが多いです。棹石の丈夫にキリスト教の十字架を入れて故人のクリスチャンネーム、俗名、没年月日昇天、行年が表側に刻まれます。裏面は建立者の指名と建立年月日をいれます。聖書の一説や、好きな言葉を刻むこともあります。

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