急な不幸があったとき、出張先であったり、喪服を用意することができない場合もなくはありません。そんなとき、最低限失礼にならないようにするにはどうすればよいでしょうか。

突然不幸の知らせが入ってきた

外出先での急な不幸の知らせ、だけど帰宅して喪服を用意するには間に合わない方、サイズが合わなくなってしまったり、そもそも喪服を持っていない方、そんな場合もゼロとは言えません。都市部なら夜までやっている紳士服店などがあって間に合うかもしれませんが、そうでない場合や時間的に間に合わないこともありますよね。けれども私服で主席するのはちょっと憚られるというのが正直なところ。喪服が間に合わない場合でも失礼にならないように、最低限のマナーを守っていきたいものです。

お通夜の場合

実はお通夜の場合は必ずしも喪服で行かなければいけないわけではありません。急な場合が想定できるので、着の身着のままという方も意外に多いようです。ただ、用意できるのであれば喪服で出席するのがよいでしょう。また、親族の場合は、お通夜であっても喪服を来ていくのがマナーです。
できれば私服よりはスーツがベター。喪章をしていくとさらによいとされます。

告別式の場合

告別式の場合は時間が予告されているため喪服を準備して集積するのがマナーです。ただし学生の場合は制服でもOKです。また故人と仕事や趣味等の関わりが深い服装がある場合、故人を弔うしっかりした理由があればそれでもOKとする場合があります。いずれにしても故人への敬意を持って、故人にも周りの方に失礼にならないことが大切ですね。