お墓は代々受け継いでいくものですが、晩婚化や少子高齢化の影響でお墓のことで子どもに迷惑をかけたくないという方や、親兄弟とは疎遠であるため同じ墓に入りたくないなど、お墓に対する考え方が変化しています。
先祖代々のお墓に入ることなく、夫婦ふたりだけが入る「夫婦墓」という選択がいま多く選ばれています。

夫婦墓の特徴

夫婦墓は夫婦ふたりのみのために建立したお墓のことをいいます。墓石には「◯◯家之墓」というより、「和」「愛」「まごころ」などが大きく彫刻され、脇に「◯◯家」と小さく彫刻している方が多いようです。

霊園ごとに規約が違いますが、継承する人がいないため管理費をあらかじめ何十年分も先に支払っておく必要があります。永代供養墓に合祀するといった契約をしておくとご夫婦がお墓に入ってから三十三回忌、五十回忌といったタイミングで遺骨が取り出され合祀されます。生前に合祀墓を建立したい方は直接霊園や石材店に相談してみると良いでしょう。

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